今月号の投稿から
◆ふるさとの山々の四季 …
(西区・加藤慶子さん)
晩秋から真冬にかけて、ふる里の雑木林の散策は冬を堪能する時間です。葉を全て落とし裸木となった樹々はスッキリと立ち何とも言えぬおもむきがあります。やがて春を迎え芽吹く準備か山全体が白っぽくなってきて、しばし風景を愛おしみ、たまに帰省するふるさとの山々の四季折々を楽しんでいます。
♣猫の田舎も山に囲まれていました。雪山が黒くなりその内しろっぽく、そして芽吹く頃はじめに辛夷が咲き、山桜が咲きます。いいなぁ。(山桜猫)
◆じゅうにひとえが…
(深谷市・田島正江さん)
軒下の燕の巣の様子を見ようと玄関前の外に出してもらいました。燕の方はまだ卵が孵らないのか静かなまま…。小さな花壇がありそこに紫の花が丈20センチほど、整然と並んでいました。名前を伺うと“十二単”とのこと。名前は聞いていましたが花を見るのははじめて。源氏物語を思い起こさせるような一糸乱れぬ立ち姿に見とれてしまいました。また、隣にはこんもりと黄色い花が…。モッコウバラです。たしか、愛子様のお印だった花。那須の方でよく見たこと思い出しました。
♣今頃は元気な子ツバメたちが口を開けてピーピーしているのでしょうね。十二単、何段にも紫の小花が咲いているのを、田んぼ道でも良くみますね。春だぁと感じます。(紫の君猫)
◆息子を思う父に…
(南区・小泉保夫さん)
北原恵子先生のヒアシンスハウス通信が終わり、昨年12月号より角田𠮷博先生の詩集が始まりました。「秩父夜祭、武家屋敷、旅の雨、雲、ヒマラヤの鶴、別れ」と拝読。詩に疎い私ですが「ヒマラヤの鶴」に釘付けになりました。マナスルで友を失った山男、エベレストで山男の父への思い、ナンガパルバットでの山男の死、父は山男は鶴になったと思っている。感動する詩です。山の詩人たち、小島鳥水、田辺重治、尾崎喜八、串田孫一、辻まこと…私にとって遠い存在となりました。
♣角田𠮷博、初代の編集長ですが本をたくさん残して逝かれました。山男の追悼文を出版するとき打ち込んだ猫には悲しみがひしひしと感じられます。(山猫)
◆5月の節句 柏餅を…
(狭山市・今野憲子さん)
5月5日は端午の節句で柏餅を食べます。柏の葉は新芽が出るまで古い葉が落ちないことから子孫繁栄を願って食べます。毎年楽しみにしているのが“みそあん”の柏餅です。柏の香りとモチモチした食感で、少し甘く味噌の風味がします。年に一度しかお目にかかれない“みそあんの柏餅”で至福のひと時を過ごしております。これで1年元気に過ごせます。
♣みそあんは食べたことがないかも。草もちの粒あんが好きでそれを選んでいたような気がします。今度、みそあんに挑戦します。(あんこ猫)
◆バラ園へ…
(白岡市・鈴木芳枝さん)
昔・むかし与野公園のバラを見に行った時は品種が少なく、同種類のバラがたくさん植わっていました。その後、行った時は色々な品種があり、嬉しく見て回ってきました。近年は伊奈のバラ園へ足を運んでましたが、久しぶりに足を伸ばして与野公園へ出かけて、カフェにも寄ってみたいと思っています。バラの季節サイコー!
♣バラも育てておられる鈴木さん、きっとお庭が花々が咲き誇っているのでしょうね。実は先日与野公園に行ったのですが「バラまつり」前なのに駐車場が封鎖してあり入れませんでした。駐車場は必要かと思うのですが…。(野ばら猫)
◆満寿屋さんで頂きました…
(桜区・大槻明子さん)
さいたま市民の日に浦和の満寿屋さんにて今月号を頂きました。「難読地名」の特集を興味深く拝読しました。「道祖土」と「仏子」は読めましたがあとは全滅…。その土地と周辺の見どころも紹介されていてとても楽しい読み物でした。
♣ありがとうございます。これからもご愛読お願いします。G.W中にテレビでやたらと旅番組でウナギを食べているシーンが多く、連休が終わったら食べに行くぞ!と気負い込んでいましたが…高い!
高嶺の花です(; ;) (うなこ猫)
◆書を楽しむ…
(草加市・永野意見子さん)
書道をやっていたので、毎月「武州路書壇」で皆さんの力作「天位」「地位」「人位」を楽しんでいます。国立公文書館を訪ねた時、毛筆の「平成」「令和」の書かれた元号が飾ってあった(レプリカ)。「令和」を管官房長官が掲げていたが「ハネ」「トメ」「ハライ」がとても素晴らしく目と心を奪われました。単純な文字ほどごまかしがきかない難しさ。中々ハードルが高いが、いつか「武州路書壇」にチャレンジしてみたいと思います。
♣書をやっておられたのですね。どうりでいつもハガキの文字がとてもきれいでステキだなと思っておりました。いつでも投稿して下さい。お待ちしています。(真っ黒猫)
◆会員店で頂いています…
(川越市・中村勝美さん)
会員店で買い物の際には武州路をもらっています。今回の特集は難読地名ですが、ルポのコーナーや催し物情報が特に楽しみです。
♣ありがとうございます。これからも頑張って県内を走りまわりますのでよろしくお願いします。(徘徊猫)
◆こいのぼりが…
(中央区・大野一与さん)
散歩のおり、幼稚園の園庭にこいのぼりが元気よく泳いでいました。しばらく見とれていましたが、そう言えば近頃あまり見かけなくなったような気がします。子どもたちが健やかに育つよう祈りつつ、また散歩を続けました。花水木のピンク、白がきれいな頃、新一年生が黄帽子をかぶり個性的なランドセルを背負い歩いています。元気な声は嬉しいものです。
♣言われてみればこいのぼりがあがっているのを見なくなりましたね。先日、マンションのテラスに可愛いこいのぼりが風に乗っているのを見かけましたが、あげられなくなってきているのでしょうか。(そよ風猫)
◆生きている言葉を読んで…
(熊谷市・板倉愛子さん)
「生きている言葉」を読んで大変勉強になりました。「冬至」が『詩経』にあった言葉だったこと、戦国時代に『孟子』がほとんど読まれていなかったこと等初めて知りました。まだ自分が30代で恋愛ドラマに夢中になっていた時、60代の方に「最近、テレビが面白くなくなった」と言われたことがあります。その時は分かりませんでしたが、自分も60代になった今、コラムで言われた「賞味期限が切れている」と言うのも何となく分かる気がしました。でも「名言というものは時代に対応するのです」という言葉は深いです。「光る君へ」も時代考証とは違っても、改めて平安時代への興味をかき立てられました。
♣言葉を発するのは人間だけ、でも言葉って難しいですよね。特に現在は制限もあり言い回しも考えなくてはいけないし、言ってから後悔なんてことも…。長島先生の本を読もうっと。(メガネ猫)
◆私の情報源…
(緑区・増田啓子さん)
いろいろな情報がギュッと詰まった一冊は、私の大切な情報源!!テレビから、ラジオから流れるものも大事ですが身近な話題はまた別の意味でホッとします。独身の頃、走りまわった大宮辺りのことや実家岩槻の話題等はいくつになってもホッコリするものです。これからも武州路片手にあちこち散策しようと思いますので末永い編集をよろしくお願いします。
♣ ありがとうございます。暑くなるこれからはお水片手に走りまわります。(ランナー猫)
【編集部より】
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