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WEB版月刊武州路の支援企業
酒井甚四郎商店

伝統を守りながらも時代に合わせて進化してきました

酒粕を漬け替えるごとに「美味しくなあれ」と、何回も奈良漬に念じる四代目 甚四郎相談役は根っからの漬物職人。その血は長男である五代目、甚治(じんじ)にも受け継がれています。
製造工場で奈良漬を漬ける父の後ろ姿を見て育った甚治は、家業を継ぐことに「子供の頃から嫌だと思ったことはなく、自然に受け止めていた」と話し、大学を卒業して2年ほど社会に出てから手伝うようになります。
四代目からは作り方を教えられず、「職人から盗め」と、レシピがあるようでない奈良漬作りを始めた五代目でしたが、平成19年には、三代目や四代目に負けず新しい商品「野菜香辛曲(やさいこうしんきょく)」を開発。この野菜香辛曲は、その商品名が示す通り野菜をトウガラシやニンニクなどで漬けこんだ、ちょっと辛めなのが特徴で、大手百貨店に売り込んでみたところ人気商品となり、今では“浦和漬”や“きざみ奈良漬”と三代続く看板商品となっています。
伝統は守るだけではなく、築いていかなければと、100年以上続く酒井甚四郎商店の構築に余念がない日々を送っています。